エギングのリールにハイギアタイプは必要か？

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ハイギアタイプってそもそも何？

ハイギアについて語る前にギアについてご紹介します。

車やバイク、自転車なんかにもギアがり、１速、２速、３速とか、Low,Middle,Highなどでギアが表示されていると思います。

１速やLowギアを低速ギアと言って、最高速度は３速やHighと比べると遅いのですが、速度の立ち上がりが速いです。

逆に３速やHighは速度の立ち上がりは遅いですが、最高速度は１速やLowと比べると速いです。

これをリールに例えると、ハイギアタイプのリールの場合は、

ノーマルタイプのリールと比べて巻き始めは重く遅いですが、ある程度巻いてくると軽くなり早く巻けます。

そのため、ハイギアタイプのリールを使用しているとルアーなどを遠投した時にルアーが早く手元に戻ってきます。

リールのカタログを読んでいると、ギア比というのがあり、5.0とか5.5とか書いてあります。

一般的なギア比は5.0で、5.5を超えるとハイギアタイプというように言われている印象があります。

ギア比が高いほど、リールを巻き続ける時のリールのハンドルの回転が軽く素早く巻けます。

ギアについての紹介が長くなりましたが、肝心のエギングにハイギアタイプは必要かどうかについてご紹介します。

エギングの場合は、基本的にはエギを投げて、シャクって、糸ふけをとって、シャクって、糸ふけをとって・・・・の繰り返しになります。

糸ふけを巻き取るリールの回転数は、シャクリ方にもよりますが、リールを半回転から２回転程度かと思います。

ジギングのようにメタルジグを遠投して、高速で巻き続けるような釣りのスタイルであれば、ハイギアタイプが有用ですが、

エギングのように、リールを巻き続ける必要のない釣りのスタイルにはハイギアタイプは必要ではないと思います。

手持ちにハイギアタイプのリールしかない場合は、ハイギアタイプでエギングをしても若干やりづらく感じるかもしれませんが、

個人的には我慢して釣りが続けられる程度の支障だと思います。

逆に、ノーマルタイプのリールでエギングもジギングもしたい！という方に関しても、

エギング用で使用しているリールでできるジギングは20g程度のメタルジグを使ったライトジギングになると思います。

ライトジギングの場合は飛距離がそこまで出ないため、ノーマルタイプのリールでも多少はだるく感じると思いますが、こちらも個人的には問題無いと思います。

エギング用のリールでアジングをする場合もノーマルタイプのリールの方が適していると思います。

店頭やネット通販でどのリールがハイギアタイプかノーマルタイプかを見極めるには2通りあります。

１つは、先ほど紹介したギア比が5.5以上になっていればハイギアタイプのリールです。

カタログなどをみるとギア比は書いてありますが、調べるのに時間がかかります。

もっと簡単に見分ける方法としては、リールの品名の後に「3000H」とか「3000HG」と書いてあればハイギアタイプのリールです。

初めてリールを買う時は見た目が同じリールでも、サイズが異なったり、ギア比が異なったりと微妙に色々と違いがありますので、

注意して購入することをおすすめします。