エギングをするならシングルハンドルとダブルハンドルどちらがオススメか？

トップページ＞リールの選び方＞エギングをするならシングルハンドルとダブルハンドルどちらがオススメか？

シングル／ダブルハンドルって何？

シングルハンドルとダブルハンドル

シングルハンドルとダブルハンドルの違いを紹介する前に、そもそもシングルハンドルとダブルハンドルってどういうものなのかをご紹介します。

ハンドルとはリールの持ち手の部分を指し、その持ち手の部分が1箇所の物をシングルハンドル、2箇所あるものをダブルハンドルと呼びます。

リールの品番に「C3000DH」、「2506W」など、品番の末尾にDHやWの文字が書いてあるものがダブルハンドルを意味していて、DHやWの文字がなければシングルハンドルになります。

店頭でリールを見ればシングルハンドルかダブルハンドルかはすぐに分かりますが、カタログやネット通販で購入される際はこれらの文字に注意した方が良いです。

シングルハンドルとダブルハンドルの違いは４つあります。

・シングルハンドルの方が軽い。
・ダブルハンドルの方が手元で空振りしない。
・ダブルハンドルはバランスが良い。
・ダブルハンドルは少しだけ値段が高い

2個目の手元で空振り？どういうこと？？と思われるでしょうが、これについては後ほど紹介します。

まず、ハンドルの軽さです。

シングルハンドルよりもダブルハンドルの方が持ち手が1箇所から2箇所に増えるので、当然重くなります。

この重さというのは重要で、リールの値段を決める大事な要素に重さがあります。軽ければ軽いほど高級なリールになります。

PE0.8号を150mほど巻ける5万円以上する高級なリールの重さは200g前後ですが、数千円のリールになるとその重さは250gくらいになります。

たった50gしか差がないと思うかもしれませんが、エギングは餌を付けてそのまま放置するようなタイプの釣り方ではなく、エギを何度も何度も投げてはシャクっての繰り返しですので、扱う道具は軽ければ軽いほど良いです。

おなじサイズのリールでもシングルハンドルからダブルハンドルになることで、重さが15g前後増えます。

わずか15gですが、50gの差で数万円も開きがでるリールの世界において15gというのは深い意味があります。

先延ばししていた手元での空振りつにてご紹介します。

エギングは海面に伸びているラインの変化を絶えず見ないといけません。

そのため、シャクリを入れたりジャーキングする度に手元のハンドルの位置を見て巻くようなことはできません。

リールのハンドルに手を伸ばした時、手元を見ずにハンドルを握るなら持ち手の多いダブルハンドルの方がハンドルを持つ手をスカったりすることが少なくなります。

慣れればシングルハンドルも手元で空振りすることはほとんどなくなりますので、手元の空振りを回避するためにダブルハンドルを使う事にあまり大きな意味はありません。

先ほどダブルハンドルは1シングルハンドルと比べて15g前後重くなると書きましたが、15gの差なんて思ったほど体感しづらいです。

むしろ、重さを感じてくるのはリールのバランスにあります。

シングルハンドルに比べてダブルハンドルは重さのバランスが良いので、ダブルハンドルの方が15g前後ほど重いですが、実際の感覚としては場合によってはシングルハンドルよりも軽く感じるかもしれません。

重さ、手元の空振り、バランスを考えても正直な所どっちのハンドルでも良いと思います。

ただ、値段だけが数百円から数千円ほど高くなりますので、値段に関してはシングルハンドルに軍配が上がります。

見た目に関しては意見が割れるかもしれませんが、私はダブルハンドルの方がカッコイイので好きです。

結論としてどっちが良いか？というのに関しては、どっちでも良いです（笑）

見た目重視ならダブルハンドル！価格重視ならシングルハンドル！そんな所ではないでしょうか。