PEラインのトラブルの予防と対処方法!
初心者がPEラインの扱いで最初に遭遇するアクシデントは、キャスト時にできてしまう玉(ダマ)です。
玉ができてしまうと解くのに時間が掛かったり、解くのを諦めてそこから切ってしまうのもせっかく巻いた新品のPEラインが短くなってしまうのが勿体ないものです。
それで、玉を作らない方法を、ここで解説致します。
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スプールいっぱいに巻かない
糸をスプールに巻く際には、スプールの際いっぱいまで巻きたくなるものですがPEラインについてはそれを避けて、1・割ほど減らして巻くことを推奨します。
その理由は、エギングはPEラインを巻き取る時のテンションが低いため、スプールいっぱいに予め巻いておくと、糸があふれてしまうからです。
糸があふれた状態でキャストをすると、糸が塊の状態で放出されるため玉になってしまいます。
それと、スプールから糸があふれた状態だと、ベール周りの糸絡みの原因にもなるので、注意をしましょう。
糸を締め付ける
エギングは比較的糸のテンションが低い釣りなので、時々スプールの糸を締め込む必要があります。(糸を強くリールに巻きつけるという意味。)
その簡単な方法は、エギを20g程度のメタルジグに付け替えてキャストしてから、高速回転でリールのハンドルを巻き込むことです。
それによりラインにテンションが掛かって、糸がギュッとスプールを締め込むことができます。
フッ素系PEライン用スプレー
フッ素系PEライン専用スプレーをすることで、余計な糸絡みを防ぐことが可能です。フッ素系PEライン専用スプレーには、以下の効果があります。
糸の表面をコーティングし、張りを作る。
糸の張りができるから、糸同士が絡まないようになります。
静電気の発生を防止する。
糸絡みの原因となる静電気を防ぎます。
イドとラインの摩擦係数を下げる。
糸とガイドの摩擦係数が下がることで、遠投性能が高まります。
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最後に、それでも玉ができてしまった時の対処方法を解説します。
玉ができてしまったら、地道に解くことしか解決方法はありません。
それを指先で行うのは無理なので、糸ほどき用の道具を持っっていないといけません。
最低限必要なのが、千枚通しなどの先の尖ったものです。
ラインが細い上に、結び目がきつく締まっている場合は、千枚通しが大活躍することになります。
他に、細かい作業が可能なピンセットがあれば、大丈夫です。
それらの道具を駆使して解くには、結び目を緩めて、輪を大きくすることを繰り返すことです。
風が邪魔にならないように風上に背を向けたりしながら、作業をしましょう。
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