PEラインにスプレーコーティングすると飛距離は変わる?
釣り場に行くと、たまにリールに向けてスプレーをしてる人を見たことありませんか?
あれってPEラインをコーティングしているんです。
コーティングすると摩擦に弱いPEの強度を上げるとされており、飛距離にも影響が・・・と言われています。
実際どうなのかやってみました。
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PEコーティングと飛距離の実験条件
使用したPEコーティング上の「ボナンザPEコート80」というコーティングスプレーです。
飛距離の測定は、飛距離が分かるPEラインを使用。(1m間隔でラインの線が変わるやつ)
防波堤から自分ができるフルキャストをして、コーティング前に5回、コーティング後に5回キャスティングしました。
使用したエギは100円ショップのエギを使い、コーティング前後でエギは変えていません。
また、キャスティング方法も変えず、垂らしの長さも感覚ですがほとんど同じです。
PEラインは0.8号を使用しました。
逆風の中でのキャスティングで、風速2メートル前後という感じです。(風速はあくまで自分の感覚です。)
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結果
1回目:52メートル
2回目:52メートル
3回目:53メートル
4回目:53メートル
5回目:52メートル
1回目:53メートル
2回目:53メートル
3回目:52メートル
4回目:54メートル
5回目:54メートル
こんな感じの結果になりました。
なにより、コーティングうんぬんの前に全然飛距離がでていない事にショックです。
結果を見て頂くと、コーティング前後でほとんど飛距離は変わっていません。
最高記録はコーティング後に出ていますが、風が吹くタイミングの影響とかもあるような気がします。
結論
PEラインをコーティングすると飛距離は『変わりません(笑)』という結果でした。
これは、賛否両論あるかもしれませんが、あくまで私の結果です。
厳密に言えば、1メートルくらい飛距離は伸びたとも言えるかもしれませんが、大幅に飛距離が増えるとは言いがたい結果です。
コーティングスプレー本来の目的通り、ライントラブルの予防、根ズレによるラインブレイクの予防目的で使用するのが良いみたいです。
重たいジグを付けている時は、今回のようにコーティングして実験すると飛距離が伸びるのかもしれませんが、エギングでは変わらなかったです。
糸がからまりやすい、よく切れるという方はラインコーティングをして、飛距離を伸ばしたいという方は、垂らしを長くしてキャスティングの練習をしたり、PEラインを細いものにすれば飛距離が伸びますよ^^
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