PEライン用のコーティングスプレーは必要か?その使い方は?
釣具店でPEラインを購入した時、「コーティングスプレーもご一緒にいかがですか?」と、声を掛けられたことはありませんか?
お小遣いの少ないご時世なので、なるべくお金をかけずに釣りをしたいとはいえ、必要であれば買わざるを得ませんが…。
コーティングスプレーの効果とその使用方法について、説明をします。
PEライン用のコーティングスプレーは必要なのか?答えから述べると、コーティングスプレーは必要です。
それをラインに施すか否かで、ラインコンディションの決定的な差となるのです。
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コーティングスプレーの効果
コーティングスプレーはその名の通り、ラインの表面に膜を作るものです。
ラインの表面に膜ができることの最大の利点は、糸に張りができて糸同士が絡まないことです。
初心者の方であれば特に切実に感じていると思いますが、PEラインはとても絡みやすい糸なのです。
特に、風の強い日は糸が吹き上がって、それが絡む原因になるのですが、コーティングされることで糸が風による吹き上がりを防ぐことで糸絡みを防いでいます。
コーティングの効果はそれだけでなく、糸絡みやゴミの付着の原因となる静電気も防止してくれます。
ロッドのガイド周りにも使用できるので、ラインとの接地面の摩擦をより軽減してくれます。そういったことから、必要なアイテムであると考えられます。
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コーティングスプレーの使い方
1 新品のPEラインをスプールに巻く
使いこんだPEラインでも構いませんができるだけ、使い始めのPEラインにしっかりと作業を行うようにして下さい。
スプールにPEライン巻く際には、最大糸巻き量よりも2割程度少なめに巻くようにして下さい。
少なめに巻く理由は、釣り中の糸巻き強度が弱い時にPEラインがスプールから溢れて、ベールなどのパーツと絡むからです。
2 コーティングスプレーを何度も吹き付ける
PEラインに満遍なく、コーティングスプレーを振りかけます。
振りかける量の目安は、コーティングスプレーの液が、滴り落ちる位までです。
一度、それだけ吹き付けたら、20分程度放っておいてから、また同量を振りかけます。
これを2、3回繰り返したら終了です。
以降は、釣行後に1、2回程度、上記作業を繰り返して下さい。
コーティングスプレーの量が多いと思われるかもしれませんが、海中に直接触れる道具なので、それぐらい徹底的に行わないと効果が持続しないこともあるのです。
毎釣行後、確実に行いましょう。
ホームセンターで売られているシリコンスプレーについて
釣具店で販売されているコーティングスプレーはフッ素系で、シリコンスプレーよりもかなり割高です。
その点、シリコンスプレーは300円程度で購入できるお店もあり、とても安くラインのコーティングを行うことができるのです。
シリコンスプレーの欠点は、フッ素系に比べて持続性が低いことなので、まめにスプレーするようにして下さい。
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