ラインが見えにくい状況でのエギの着底を見極める方法
エギの底取りをせずして、イカを釣ることなかれ!
エギの着底が釣果を決定付けるといっても、過言ではありません。
エギの着底がわかれば、すぐにアクションを行うことができるので手返しが良くなり、釣果アップに繋がります。
どうやってエギの着底を見極めるのかをご紹介します。
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夜釣りで着底を見極めるための準備
ラインが見え難い状況と言えば、真っ先に浮かぶのが夜釣りです。
外灯周りであれば穂先から垂れた糸を視認することができますが、そうでなければキャップライトの限られた視界の中でしか視認することができません。
まず、ラインを視認するためのキャップライトと、夜でも見やすいライン(白系)をセットしていることが必要です。
キャップライトは200ルーメン以上の明るいもので、明るさを何段階かに分けて設定できるものが、状況に応じた明るさを設定できるので便利です。
キャップライトを点けっぱなしでエギングすることについては、釣果の影響があるかどうかは意見の別れる所ですが、周囲の釣り人がどのように考えているかがわからないので、迷惑をかけないように必要以上に明るくしたり、点けっぱなしにしたりしないようにしたいです。
テンションフォール
糸が見えにくければ、糸を張ることで穂先で着底を感じ取ることができるテンションフォールをすることが効果的です。
エギが着底した瞬間に、ふっと穂先のテンションが無くなるので着底が分かりやすいです。
ただし、テンションフォールにはエギが手前に寄るという弱点があり、沖がポイントの時に有効ではありません。
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糸で「ノ」の字を描く
海面に糸で「ノ」の字を書くように垂らします。
海面に垂らした糸がフォールするエギに引かれるのに合わせて、人差し指と親指でラインをつまみながら糸を送り出します。
そのペースが止まったり、ゆっくりになった時(潮の流れで糸が出ているだけ)が着底したタイミングです。
糸を余計に海面に垂らしたフリーフォールの状態なので、エギが手前に寄りません。
ただし、強風時は着底のタイミングが非常に分かりにくいです。
カウントをする
水深がわかっている釣り場であれば、エギが着水してからのカウントによって、着底の有無を推測することが可能です。
一般的なエギの沈下速度は3号で4秒/m、3.5号で3.5秒/m程なので、水深が6mであれば3号で24秒、3.5号で21秒となります。
これに、糸の抵抗や潮の流れによって2割ほど時間を割増しすればよほどの風や激流でない限り着底がしているはずです。
ただし、潮の満ち引きで水深が変化しますので、その影響も考慮しないといけません。
強制的に着底させる
水深のわからない釣り場であれば、エギにシンカーを装着し、ラインを張った状態で強制的に着底させます。
その時に掛かった時間や、着底した時の糸の角度によって、水深を推測します。
その水深を目安にしてカウントをすれば、着底のタイミングを把握しやすくなります。
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