エギングは満潮と干潮とで釣果に差がでるのか?
エギングを始めた頃は潮の流れなどを気にしたことはなかったのですが、やり始めてからしばらくすると、釣れやすいタイミングというのがあることに気づきます。
最初の頃はエギをぶん投げて、何時間も粘れば釣れるだろうという体力重視の戦法をとっていましたが、今では釣れる時にイカを釣るという知力重視の戦略でイカを釣っています。
私が考えるイカが釣れるタイミングの要素に潮の満ち引きがあると思っています。
潮の満ち引きについては、書籍やネットでは統一された見解がないように感じています。
あくまで、私自身の考えとして潮の満ち引きとエギングのタイミングについてお話します。
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満潮・干潮を調べるには潮見表を活用しよう!
海の潮位(海の深さ?高さ?)が最高潮の時間帯を満潮、最も低い時を干潮と呼びます。
検索サイトで「地名+潮見表」で検索すると、その地域の満潮の時間・干潮の時間がすぐに調べられます。
潮見表とは毎日の満潮や干潮の時間、日の入り・日の出の時間帯が書かれている表です。
釣具屋さんなども年間の潮見表が売ってたり、無料で配布されていたりしています。
私がよく利用されてもらっているのは「しおみエール」というサイトで、全国の海の満潮・干潮/日の入り・日の出の時間を調べることができます。
満潮・干潮だとエギングにどんな影響がある?
私の考えだと、満潮の時は沖にいるイカが防波堤の近くまで寄ってきます。
逆に干潮の時は防波堤から沖へイカが去って行きます。
あと、満潮を過ぎてから干潮になるまでを「下げ潮(さげじお)」、干潮をすぎてから満潮になる時間を「上げ潮(あげじお)」と呼びます。
上げ潮の時は沖から防波堤までイカが寄ってきて、下げ潮のときはイカが防波堤から去っていくタイミングと考えています。
つまり、防波堤でエギングをする上で釣れやすいタイミングはズバリ「上げ潮」です。
特に、満潮になる2時間前までは狙い目だと考えています。
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干潮や下げ潮では全く釣れないのか?
上げ潮でイカが釣れるという持論を出しましたが、下げ潮でも釣れたという経験がないわけではないです。
これにも潮の種類が関係していて、大潮・小潮・若潮など色々な潮の種類が影響していると思われます。(潮の種類も潮見表に書いてあります。)
一番潮の流れが大きいのは大潮です。
大潮の満潮は海の潮位が最も高くなります。
言い換えると最もイカが防波堤によってきやすいです。
逆に、大潮の満潮は潮位が最も低くなります。
これも言い換えると、イカが最も沖へ行ってしまっていると考えられます。
逆に若潮などは潮の変化があまりないので、イカが防波堤に寄り過ぎず、遠ざかりすぎずという印象です。
ですので、大潮の下げ潮は釣れにくいですが、それ以外であれば大潮ほど釣れなくはないと思います。
一度、自分が連れた日とその時間帯を覚えておいて見てください。
釣った日はいつだったか?潮の種類は何だったか?何時頃に釣れたのか?
この情報をまとめていくと、自分独自の釣れるタイミングが見つけられます。
満潮・干潮の持論は全ての防波堤で通じるのか?
残念ながら、全ての防波堤で通じる持論ではないことが自分で分かっています。
というのも、防波堤によっては下げ潮の方が釣果が良い防波堤があったりします。
これは、地元の釣り人や近所の釣具屋さんに情報を仕入れないとわかりません。
私がよく行く釣り場でも、下げ潮になってから釣り場に来て、上げ潮になると帰りだす人がいます。
ずっと同じ波止に通っていると人に聞かなくても、人の出入りだけで上げ潮で釣れる釣り場なのか、下げ潮で釣れる釣り場なのかも判断できてきます。
エギング:満潮・干潮のまとめ
干潮から満潮までの上げ潮(特に満潮2時間前)が狙い目
満潮から干潮になる下げ潮は釣れにくい
釣り場によっては下げ潮の方が釣果が良いこともある
上げ潮が釣れて、下げ潮が釣れにくい論は大潮でその影響が大きい
潮の種類(大潮・若潮など)や満潮・干潮などのタイミングによって釣果に差がでてきます。
・潮の種類はどんな種類が良い?
こういった情報をサイトよりも詳しく紹介しているDVDで私は勉強してきました。
潮のことだけでなく、エギの動かし方、エギの選び方、合わせ方などなど、エギングのあらゆる情報を網羅したDVDです。
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