エギングでリールのドラグ調整ってどうやるの?やる意味はあるの?
リールのドラグ調整はしていますか?
エギングではリールのドラグを調整しないと、イカの身切れが起こってしまい、せっかく釣れるはずのイカを逃がすことになりますよ。
どうやってドラグ調整をするのか?
何gくらいにドラグを調整すべきなのかをご紹介します。
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ドラグの調整方法は?
エギングの書籍などでは、リールのドラグを何gに調整しましょう!などと書いてありますが、実際にはどうやって調整するのか?
ドラグの調整はとても簡単です。
ドラグ調整の手順(500gの例)
① エギングが出来る状態にする。(竿とリールをセットして、糸の先端にエギをつける。
② スーパーの袋を用意して、 袋の中に500mlのペットボトルを入れる。(ペットボトルは中身を空にせず、水でも何でもいいので500gになるように入れる。1kgに調整したい場合はペットボトルを2本にする。)
③ スーパーの袋の持ち手の部分にエギの針を引っ掛ける。
④ そのまま竿を立てて、エギに引っ掛けた袋を持ち上げる。(エギを掛ける位置によってはバランスが悪くなるので、エギを掛ける位置や袋の中に入れたペットボトルの位置を調整して、バランスをとってください。)
⑤ ドラグを調整します。(ペットボトルが入った袋が持ち上げるか、持ち上がらないかくらいの所が500gの調整です。)
ドラグの調整をもっと簡単にする方法は?
先ほどご紹介した手順でドラグを調整し、自分で糸を引っ張ってみて、強さの間隔を覚えるとドラグ調整が簡単にできます。
私が初めてドラグ調整をしたときは、500gでもけっこう糸が出にくいという感じを受けたのを覚えています。
何度か正しいドラグ調整をして、体でその間隔を覚えてしまえば、ドラグ調整は簡単です。 神経質になりすぎてキッチリ500gに調整したりする必要もないので、だいたい500gくらい、1kgくらいという間隔を身に着けていればいいと思います。
ドラグは何gに調整したらいいのか?
写真の通り、リールの上部にある取っ手がついたフタのような部分を右や左に回してやるだけで、ドラグ調整ができます。
ドラグを締めると糸を引っ張ってもリールか糸が出にくくなり、緩めると軽いチカラでも糸がリールから出て行きます。
秋の子イカシーズンではドラグを500g程度に、春の親イカシーズンではドラグを1kg程度に調整するとよいとされています。
500gで調整すると、エギをシャクった時に、「ジッ」、「ジッ」とリールから糸がでる音がします。
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ドラグ調整はなぜ必要か?
エギングにおけるドラグ調整の意義は、イカの身切れを防ぐことです。
エギングは強く激しくシャクることが多く、イカが掛かったかどうか当たりが取りにくいこともあって、イカがエギを抱いているにも関わらず、全力でシャクってしまい、イカの足が切れたりします。
これをイカが身切れすると言います。
この身切れを防止するために、ドラグ調整をします。
秋の子イカなどは体が小さく、全力でシャクると足の先っぽだけが、エギの針に掛かって、肝心の胴体(というか、イカそのもの)が釣れないことが稀にあります。
私もドラグ調整を怠ったりすると、イカの足だけ釣れた経験が何度かあります。
特にイカの足には2本の触手があり、ココが見切れしてしまうと、イカが食事をできなくなって、死んでしまうこともあるようです。
自分のためにも、イカのためにもドラグ調整をしてやることが大切だと思います。
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