エギングでランガンで狙う場所、タイミングがわかりません
ランガンとは、転々と場所を替えながら魚を狙うことで、荷物が少なくて手軽なルアー釣りでよく行われる手法です。
このランガンで迷うのが、場所の選定とタイミングです。その見極めのコツを解説致します。
ランガンの狙いは場所を替えることで、より活性の高いイカの群れに遭遇する確率を高めることです。
それを行うために重要なのは、「見切り」の判断を早く行うことです。
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秋は、早めに見切る
ランガンが最も威力を発揮するのが、秋の小イカシーズンです。
秋の海辺は生まれたばかりのウブな小イカの個体数が多く、釣り場毎に群れを形成しています。
そのため、日中であればイカの群れが視認できるポイントを集中して狙うようにするのです。
イカの個体数が多いほど、イカ同士の競争心が生まれてエギにアタックする確率が増加します。
活性の高い時は1投目からイカが釣れるし、数釣りを楽しむことが可能です。
しかし、イカが見えるのに釣れない時が往々にしてあるものです。そんな時は粘らずに、早めに見切って次へ移動することが秋のランガンの秘訣です。
他の場所にもイカがいっぱいいるのでたとえ見えていても、あえて活性の低い群れを狙う必要がないからです。
次から次に移動を繰り返して、活性の高い群れを探すのですがその時に、釣れなかったものの感触のよかった場所を覚えておいて、潮の替わったタイミングに再び訪れるようにプランニングします。
見きるまでの時間
ポイントの見切り時間として、5分以内に釣れなければ「釣り座」移動、30分~1時間以内に釣れなければ「釣り場」移動するのが目安となります。
そのようにすれば半日で5カ所以上回ることが可能です。秋は、活性の高いイカの群れに当たるまで積極的に移動を繰り返す、「攻め」の釣りであることを意識して下さい。
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冬から春は粘る
一転して、海水温の下がった冬から春は、イカの個体数が少なくなるので、ランガンのスタイルが変わります。
場所を頻繁に替えるよりも、実績の高い釣り場でイカの回遊が来るまで待ちます。
半日であれば1~2ヶ所で、どっしりと腰を据えて粘るのが基本です。
ランガンのタイミングとしては、潮替わりの前後や集中力が途切れた時の気分転換、ベイトの変化(小魚が消えたり)などで判断するようにしてほしいです。
時合いにどこで竿出しするか、逆算してプランニング
ランガンでアオリイカを狙う時、最大の時合いである朝、夕まずめにどこで竿出ししているかが重要です。
そのため、昼から竿出しするのであれば、段々と本命釣り場に近づくようにプランニングし、夕方にはそこで竿出しするようにしましょう。
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